>訃報<  ジャン・クードレイ氏が死去

悲しい、AGSJにとっては、痛手となる知らせが飛び込んできました。協会の技術顧問を御願いしていたフランスのジャン・クードレイ元ENSA教官が死亡したと言うものです。
9月7日、赤い針峰群にあるクロシュ・クロシュトン岩の最近拓かれたルートをクライアントと登攀し、さらにもう一回登った後に、ルートの取り付きに置いたザックを取りに戻ったところ、ラバーソールの靴を履いていたために草付で滑って約300m滑落し、死亡したものです。クライアントは無事でした。
葬儀は9月10日シャモニの教会にて多数のガイド(教え子)やENSA関係者の列席の元おこなわれました。また、氏の家族によってオートロワールで再度葬儀が行われたようです。

日本アルパイン・ガイド協会ではこれまでの指導に深く感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表すものであります。

1997年ENSAとの協定を結んだその年から、ジャン・クドレー教官はAGS-Jの実質的な指導者であり、技術のバックボーンでありました。ENSA研修では必ず二人の教官が付いて指導にあたりますが、2004年に退官するまでは、毎年そのどちらかがジャン・クドレー教官でありました。2000年だけは、アンセルム・ボー教官とフランソワマルシーニ教官でした。

また、2001年と2004年に来日しています。2001年は一の倉沢で南稜ルートを登攀し小川山では当協会のクライミング指導を視察しています。2004年、ENSAを退官と同時に山岳スキー技術の指導のため来日していただきました。
ご冥福をお祈り申し上げます。